資格取得体験談

国際中医師や登録販売者の資格を取得された方や、現在資格取得を目指している方々の体験談です。

坂本 自啓
鍼灸師
登録販売者
国際中医師、主治医認定

私は一昨年、第一回東京都登録販売者試験を受験し、その資格を取得しました。
それまでは、鍼灸師でありながら、漢方相談の現場で中医学アドバイザーとして患者さまをサポートしてきましたが、資格取得により患者さまに対し、知識のみのサポートだけではなく、実際に自分が選んだ漢方薬を自身で販売できることになりました。これは大変重要なことで、それにより単独で独立したとしても、漢方薬と鍼灸の両面からの治療が可能になったのです。また一方、国際中医師、主治医の認定を取得することは自分にとっての一つの通過ポイントにすぎないと考えていましたが、実際に取得してみて二つの新たな発見がありました。一つはこの認定を取得するにあたり、中医学を基礎から再勉強をすることになったのですが、改めて基礎の深さや大切さを実感しました。もう一つは認定証があることにより、患者さまとの信頼関係が構築しやすくなったことです。日本に漢方の知識レベルを量る物差しがない中で患者さまが相談者を選ぶ一つの指標になるのではと感じています。

中医学における湯液と鍼灸は、その考え方の源に同じものを持つものの、それぞれが違った特徴を持ちます。今後、それぞれの特長を生かした治療が提供できることは、患者さまに対して大きなプラスになりますし、他との差別化にも間違いなくなると確信しています。



趙 貞華 (Zhao ZhenHua) 
中医師
鍼灸師
登録販売者

私は昨年、登録販売者の資格を取得し、現在は漢方薬のアドバイスと鍼灸の仕事をしています。臨床上患者さまと接しているうちに、漢方薬や鍼灸のそれぞれの優れた部分と足りない部分を感じ、両方を併用できたら、もっともっと良い治療効果がえられたのに、と痛感します。やはり漢方薬と鍼灸中医学両輪であって、実際に中医学の本場である中国では、患者さまの状態に応じて、漢方薬や鍼灸、推掌などの治療方法の中から必要に応じて、複数の治療方法を選び、一か所で一番適切な総合治療を受けることができます。だから、より早く病気を治すことができます。今、実際に治療している中でも、なかなか治療効果が現れにくい方でも、内外面である漢方薬と鍼灸を併用することで、効果が早く実感できたり、より高い効果が得られたりするケースがよくあります。単独の治療方法より、各治療方法の本来の治療効果以上に、さらに相乗効果が期待できます。そして、患者さまの多様なニーズにお応えすることができますし、患者さまにより多くの治療の選択肢を与えることもできます。漢方薬と鍼灸を両方できることは本当に心強く思います。



上原 康嗣 (Uehara) 

鍼灸師

 ◆ 「鍼灸師&登録販売者」だからできること ◆
「あの漢方が使えたらいいのに!」
もちろん鍼灸の腕をあげていくことは必要ですが、仕事上なかなか来院できない患者さまも多くいらっしゃるのが現実です。そんな方に対して漢方を使えれば、日々の体調管理、症状の予防に対してかなり有効だと思うのです。月1回しか来院できない患者さまに対してはどうしてもその時の症状を取る治療になりがちです。その方に対して漢方で体質の治療が出来れば症状の発症を抑えたり、軽減させたりする事も出来るはずです。鍼灸と漢方を組み合わせる事で効果を上げることも出来ます。患者さまの身体の状況に応じて鍼灸で身体に働きかけると同時に内服で身体の中からも治療を行う事が可能です。これまでは食事指導・運動指導といったケアを行っていましたが、漢方を使う事で一歩進めた形で治療を行う事が出来ます。患者さまを治すためには様々なアプローチ方法がありますが、登録販売者をとることで、「漢方」という新たな武器を手に入れる事ができるのです。
これが私の考える治療です。
その為に、私は登録販売者の資格取得を目指しています。